「自然はこの怠惰な島に奇妙な木と香ばしい果実を与えた
しなやかで力強い男たち率直な目をした女たちをも――」
(シャルル・ボードレール『悪の華』より)
フランスの詩人、ボードレールの人物像に思いを馳せて作られた、
ベリーなどの深みのある甘さにレザーやお香の香りが重なり合う、深淵な香り。
(BYRED ボードレール紹介より引用)
わりと抑えられた甘さが抑制して漂う感じで・・・甘すぎないところが好きです。
根底にあるベリーの香りがレザーと混じりあって官能的な感じもするし。。。
男性用とは銘うってるけれど、女性がつけてもカッコイイ香りだと思うのです。
”媚びない女性らしさ”がある香りだと思うので・・・
この”媚びない女性らしさっ”て意外と難しいもんなんですよね。
現代においては・・・
あまりに女性らしさ溢れるのも同性から敵視されやすいし、
かといって女性らしさなさすぎるのも異性としてみてもらえないしw
バランスがムズカシイ世の中です(笑)
それに、
甘くて可愛くていかにも女子です・・・っていう香りが巷には溢れているので、
そういうのと対極な香りを見つけるのはなかなか大変ですから。。。
10代20代ならそういう香りも女子力のひとつとしてアリかもしれないけど、
さすがに30代ではナシでしょう(笑)
洋服もメイクもそうですが、香りにだって年相応というボーダーはありますからね。
いつまでも香りも昔のままっていうのは時代遅れな感じ。
BYREDのシリーズは、瓶も余計な装飾がなくて、
シンプルで洗練されていて良いな、と思いました。
大人の女性がつけるのに相応しい香りな気がします。
しかも、そこまで広がらない。
たぶん、BARとかで横で飲んでたら気づくかな、位の香り。
そしてBYREDをつける時はアクセサリーも控えめに、
シンプルシックな黒とシルバーで統一してみました。
なんとなくBYREDを纏う日は、背筋が伸びる。。。思いです。