今夜東京へ帰るというその日、再びソワレを訪れた。

何度となく、1階へはいったことはあったけれど、初めて座った2階の窓際は、やっぱり不思議空間で、
1階とは違う雰囲気をたたえていて、それもまた心地よかった。
窓辺だと、外界からの光が入って、フルーツポンチのカラフルさが、より際立ってキレイだということも、
ひとりだと、なんだかちょっとメランコリックな気分になることも・・・今回初めて気付いたコト。

まるで、汽車の中みたいな窓辺の景色。・・・・・窓一枚隔てた向こう側が、別世界のよう。・・・・・
つい3日前には、きよんとここに居たんだよな~と思うと
その楽しかった一日のことを思い出し・・・より寂しい気分になった。
私的には、なぜかソワレだけは、ひとりよりも、友達や彼と来た方が楽しいレトロ喫茶に思えた。

ちょうど、大学生くらいの友達同士やカップルが楽しそうにお喋りしているのを目にしたせいだろうか・・・
なんとなく、ここは、フルーツポンチを前に語り合ってる学生の図って感じが似合う気がする。
そんなことをあれこれ考えながら、・・・・・
さきほど入手した、ファッション誌をパラパラとめくりながら、フルーツポンチを堪能。

カフェばかり立ち寄ってたので、珈琲以外のものを欲していた私には、ぴったりのドリンクだった。
ここで、十分に足を休めたあとで・・・・・
そういえば、一軒行きたかった場所に足を運べていないことに気付いた。

お会計をすませ、軽い足取りで階段を下りる。
次なる場所へ・・・・・